教授
辻村 真由子
Mayuko Tsujimura
看護師保健師
愛知県豊橋市出身です。浜松医科大学を卒業後、豊橋市民病院の整形外科・リウマチ科病棟に看護師として勤務しました。その後、卒業研究の指導教員である石垣和子先生のもとで研鑽を積むべく、千葉大学大学院看護学研究科に入学し、訪問看護師として活動しました。
大学院修了後は、千葉大学、千葉県立保健医療大学で教員として訪問看護学の教育研究に従事してきました。その間、フィンランド、アイルランド、韓国、タイなどの研究者と国際共同研究を行い、各国の文化に根付いたケアやシステムに感銘を受けるとともに、日本の訪問看護の特徴や優れた点を実感することができました。
近年は、一人暮らし高齢者の包括的支援ガイドの開発、新卒者を含む訪問看護師育成プログラムの開発、在宅介護ロボットの社会実装に関する学際的国際共同研究などに取り組んでいます。
地域医療に重点を置く本学の特色を活かしながら、訪問看護師をはじめとする地域で働く看護職の方々と協働し、訪問看護の価値創成や人材育成に寄与したいと考えています。
助教
田和 なつ美
Natsumi Tawa
看護師保健師
和歌山県橋本市の出身です。大阪大学を卒業後、附属の大学病院(NICUとICU)で10年間勤務しました。高度急性期病院での患者・家族支援を経験する中で、家族看護に興味を持ち大学院へ進学しました。大学院では、訪問看護ステーションでの実習も経験し、地域医療に貢献する看護職の重要性を実感しました。大学院修了後、地域医療機能推進機構系列病院での勤務を経て、縁あって本学に就職いたしました。
祖父を在宅で看取った経験から、家族看護を基盤とした看護実践が自然と展開できるところに訪問看護の魅力を感じています。高齢社会において今後ますます需要が高まる分野である訪問看護のさらなる発展に寄与できるよう努めてまいります。